自分とつながるために

　グランドキャニオン国立公園
　　　　（Grand Canyon National Park）

場所　　 　　 　 ：アリゾナ州(Arizona)北部
総面積　　　 　 ：５０００k㎡
　　　　　　　　　　　（ちなみに福岡県：約4974k㎡）
標高　　　　　　 ：２１００～２５００ｍ
谷底　　　　　　 ：１６００ｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　世界遺産認定

全体で見ると深くではなく高いんだけど、見た目はね。

　さあ、世界で初めてです！！・・・どうなんでしょうか。
今回の旅で一番やりたかったこと。

　　　「グランドキャニオンで三線を弾く」

・・・「自分を鍛える」と関係ないっす！ビバ！
　別に理由は全然ないんだけれど、グランドキャニオンは前々から行ってみたくて、
どうせだったらそこで三線を弾いてみたかったってなだけ。で、オプション（メイン？）として
「世界で初めてグランドキャニオンで三線を弾いた人間」になりたかったのと
「世界で初めてグランドキャニオンで弾かれた三線」に俺の三線をしたかった。
ほっほっほ。特に意味はありません。誰かに先を越されたかな～。

　一番悩んだのが、一曲目で何を弾くかということ。しょっぱなって大事。
古典・民謡・ポップス。どうしようかと悩んだ末に、やっぱりエイサーの曲を弾くことに
しました（笑）　三線のキッカケはエイサーなので、そこらへんは何気に思い入れがあります。

　で、弾いてみると・・・、雑念が飛ぶ。無心になるってあんな感じなのかしらね。
弾いた場所も、ミスると落ちてしまいそうな結構キケンなポイントで弾いたので、
まるで自分が浮いているような感覚に陥ります。目に入る光景が違うだけで
あんなに心持が変わるものなのか。・・・流されやすいってコトですか？（笑）

　しばらく弾いていて、ふと後ろを見ると、観光客が十数人。焦った。拍手もらった。
照れた。物珍しさに見ているとは思うけれども、興味があるって聞いてくれるって事は
やっぱり三線に国境はないと感じたりした。てか、音楽に国境ってないんだろ～なあ。

　ここでもZIONと同じように、大した感想も発見もなく・・・。
ただ、「感覚」ってものがその場所その場所でしか感じることのできない感覚だと思う。
歩いていてそんな気がした。きっとそれが大切なんだろう。このときの感覚を（時間が経てば
忘れるだろうけれど）大切にしたいと思います。

やはり自然の中にいると時間の経過を・・・、忘れすぎて帰ったときは真っ暗でした。


先日の時間の有効具合 ： ビバ三線！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎり