自分とつながるために

你好

　ここ2日間、目が覚めたら昼近くになっています。

（ということは、この日記は起きてすぐ更新している
ということになります。・・・暇人じゃないですよ？）

きっと、空気中の酸素が多くて、身体が喜んで
睡眠を沢山欲しているからだと思います。

言い訳だぴょん。

さ、続きです。


３月９日『世界遺産の一つ、ジョカンへ』

体を順応させるために、朝からベッドの上でゴロゴロ。
昨日からの頭痛がなかなか治まらない。ようやく15時くらいにはある程度治まったので
行動開始。昨日ガチンコで動いていたら、今日は一日何もできなかったに違いない。
全力で楽しむためにも「無理はしない」ということも必要。

　さて、今回の旅で相棒の三線を持って来ていません。決めた理由は、
ここジョカンにあります。そう、問題はここで勃発。数年前、先輩３人(一人は知らない)が
チベット→ネパール→インドの旅をしました。そのうちの一人、Ｇ先輩(プライバシー上、
本名は隠します)が、ここ聖なる地、ジョカンの広場でこともあろうに三線を弾こうとした
らしい。

結果、

スタンガン付の棒を持った公安に厳重注意。

（他にも色々伝説をチベットで残しているが）それがあって、今回は三線を持って
いかなかったのですが、実際にジョカンを訪れてなるほどと思う。
こんな所で三線を弾けるわけがない。なにを考えたんだ。あの人、正真正銘の
ア○かもしれない。頭のネジがあれだ。

優しい優しい先輩なのでこれ以上は申しませぬ。

それはひとまず置いといて、巡礼者の五体投置、
いろいろ表現はあるが、なんて言うか「すごい」意外に表現が見つからない。
子供から老人まで一心不乱なその姿は、昨日のセラ・ゴンパと同様に迫力。
ん～、はくりょく！

続いて、尼さんの寺『アニ・ツァング』

（今回の旅で一番のお気に入りの場所になりました）

　寺の大きさ自体はすごく小さい。場所もちょっと見つけづらい場所。ガイドブックでも
評価が三ツ星中、二つ星の位置づけ。ちなみにジョカンが三ツ星。

（「ありえなくね～？」って独り言をレストラン内でぶつぶつ言いつつ、持っていた赤ペンで
星を二つ書き足した）

ジョカンよりもかなり良いと思う。良い！
入ると女性のお経を読む声が聞こえてくる。かな～り心地が良い。中心地から
外れてるからか観光客を見ない。それもあってか、寺院内に入った瞬間、ガン見される。
どうしていいか分からなかったのでお辞儀してみたら、笑顔を返してくれた。

ヤバい。

惚れそう。

僧侶に。

許されぬ恋。

あまりに心地よかったので、部屋の隅にしばらく座っていた。
一日中お経を聞いていられる気がする。しかもここで聞くお経は運気が上がるらしい。
しゃ～、きたこれ！

休憩に敷地内にある巡礼者用の休憩所(喫茶店のようなもの)に入ってみる。
客(たぶん近所のチベタン)も僧侶と同じでかなりフレンドリー。明らかにこっちと
話がかみ合っていないが(笑)、楽しい時間を過ごせた。きっとここの敷地内の中心である
尼の僧侶の雰囲気が、敷地全体の雰囲気を作ってる気がする。

人が環境を作り、環境が人を作る。

これはどこに行っても変わらないように思った。 帰る途中、反対側から歩いてくる
チベタンの少女二人組に、指を指されて軽く笑いながら声をかけられる。雰囲気的に
「何でそんな格好してるの？おかしいよ」みたいな感じ。たぶん。
あたかも知り合いのような軽さ。もちろん知るわけない。誰や？

すれ違いざま、思いっきりお尻を叩かれる。相変わらず笑ってる。
・・・からかわれてるのかしら。

しかし、可愛かった。

ヤバい。

惚れそう。

少女に。

危ない恋。

・・・お。

再見


この日の時間の有効具合 ： 癒されました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎり