2007年12月18日
「つぶやき」 : つぶやくこと。また、その言葉。 [大辞泉]
実家の母は
夕飯を鍋にするとき
この量のニンニクを惜しげもなく投入する。
気合入りまくります。
さて、何で今のタイミングなのかは分からないが
とある人のことを思い出したので、何となく
書き残しておこうと思う。
事の発端は、ブログのタイトルを『僕のつぶやき』に
変更しようと考えたことから始まります。特に理由はないのよ。何となく思ったのさ。
ただ、変更した後に、いつも読んでいる某会社の社長のブログを読んでみると
「○○○のつぶやき」ってなっていて、かぶっていたので即元に戻したのだが。
この「つぶやき」という言葉と初めて出会ったのは中学校サッカー部時代。
当時のサッカー部の顧問だった先生が、サッカー部宛に作る通信に、毎回
「つぶやき」のコーナーを設けていて、それが結構面白かった。
非常勤の教師で、数学担当。サッカー部顧問。
天然パーマで、健康診断を受けるならば「少し太り気味」と診断されるであろう体形、
身長は結構高め。(といっても、当時の俺は中学生だったから、本来の身長以上に
高いように見えたのかもしれない)
軽くいじられキャラで、軽く面白い突っ込みキャラ。
あだ名は「チャック」
初めての授業で、ズボンのチャックが空いているのに気付かずに教室に入ってしまい
以来、少ない生徒数の学校だったので一瞬で噂の的。
オリエンテーション合宿(林間学校?)で、男子生徒の要望にバッチリ答えて、
ラジカセとエロイ声の入ったカセットテープを持参して、テントの中で生徒と一緒に
聞いちゃうなどして、たちまち男子生徒の「話せる遊べる教師」的ポジションに。
てか、テープって・・・。
思えば、先輩も顧問もいるかいないか分からなかった弱小サッカー部に、サッカーの
面白さを教えたのはチャックかもしれない。チャックがいたサッカー部は確かに
面白かった。皆がチャックにちょっかい出して、チャックも皆にちょっかい出してて、
おかげでメンバーが減ることはなかった。皆がサッカーにのめりこんで行った
キッカケだったのかもしれない。
「プロのサッカー選手になりたい」
あるときポロっとチャックに一言もらした俺に
「だったらあと3倍練習してみろ」
と言われた俺は、練習量を5倍に増やした。寝る間も惜しんで練習した。
まあ、5倍は大げさだけどね。普通の部活の5倍だったら、24時間じゃ足りないし。
とにかく、それくらいの勢いで練習した。
膝を壊した。
ん~、やっぱり3倍っていう判断が正しかったのかな~。すげ~、チャックはジャックだな。
なんて、意味不明なことをリハビリしながら考えた覚えがある。
そんなチャックがあるとき学校を辞める(辞めさせられる)と聞いた。
非常勤だからという理由だが、実際は親から苦情があったらしい。
「うちの子が、授業で寝ているおかげで成績が下がった。
どんな授業運営をしているんですか!」
自分の子供には全く非がなく、子供が授業で寝るのは、しっかり授業運営をしない
教師のせい。いわゆる最近よく話題になっているあれですよ。
なんていったっけ?そういう親のことを。忘れてしまった。
あのときの自分にもっと考える力があれば。そしてそこから行動する力があれば、
もしかしたらチャックはまだ中学校にいるかもしれない。常勤になれたかもしれない。
親にはやらた愛想がいいのに、授業が全然面白くない数学の常勤教師よりも
生徒達は(少なくとも俺は)チャックが好きだった。
でも、当時の俺はそこまで考えることは出来ず、行動することは出来なかった。
そんなこんなでチャックは中学校を去っていった。
ここ数年忘れていましたよ、チャックのことなんて。ただ、そうして忘れられていても、
こんな感じでふとしたキッカケで人の記憶によみがえってくる人というのは
きっと何かを持ってるんだろうなと思う。素敵だと思ってみたりする。
そんなチャックだが、
風の噂では、
現在、
カメラマンらしい。
ま、まじすかーーー?!
本日の時間の有効具合 : ほんとすかーーー?!
ぎり
Posted by ギリ at 17:09│Comments(2)
│Life
この記事へのコメント
にんにくとか懐かしい~~
そしてモンスターペアレンツだはずよ。
そしてモンスターペアレンツだはずよ。
Posted by ゆこ at 2007年12月19日 00:41
> ゆこ
誰かさんはニンニク食べてないのに、ニンニクくさいって言われたけどね(笑)
誰かさんはニンニク食べてないのに、ニンニクくさいって言われたけどね(笑)
Posted by ギリ at 2007年12月19日 09:34