自分とつながるために

　２泊3日

　今年の４月から埼玉で社会人をしている大学の
サークルの友人。夏休みで韓国に行って、まだ
日にちが空いてるからノリで愛知まで来てくれました。

　久しぶりの女友達の自宅訪問。

ちょっと、ドキドキ、わくわくでテンションが上がりまくって

いたのは、俺ではなく俺の母親。

　今回気づいたのは、今まで大学の友人に「愛知に来て！」と言いまくっていたのに、
いざ観光案内するとなると、どこも思いつかないというショボさ。愛知の友人に「どこに
連れて行けばいい？」と聞くと、「映画と、ボーリングと、カラオケくらいでいいんじゃない？」
と真面目に回答。愛知県来る意味ないじゃないっすか。とりあえず今回のお客である友人に
ガイドブックを買ってきてもらって、行きたいところをチェックしてもらい、愛知発掘って感じで
回っていくことにした。・・・他力本願（笑）

　友人が彼氏に「愛知のみっちゃん(俺)のところに遊びに行く！」と言ったら、歴史マニアの
彼は、「マジで？！愛知って言ったら、織田に豊臣に徳川に、歴史の宝庫だよ！いいな～」
という反応があったらしい。てか、まず自分の彼女が男友達の実家に泊まりに行くことに、
反応をして欲しい。

　話し戻って、初日は夕方に愛知着だったので、そこまで時間がなく観光案内所で適当に
ポイントを教えてもらった。

　栄　大須観音　商店街　　(マイナーでごめんち)

　廃れた商店街を復興させるべく、新しい息吹(？)を取り入れ、最近若者に人気の商店街
だとか。商店街が若者に人気って言葉が気になったので言ってみたら、確かにちょっと
廃れ気味（よく昔からあるような、あんな感じ）だったのにも関わらず、結構な若い世代の
人たちが行き来していた。結構びっくり。よくよく観察してみると、洋服店はジャンルが
なぜかアジアン系が多く偏り気味。客の争奪戦が激しそうだが、あそこまで偏るってことは
店舗を募集する際に、なにか条件みたいなものがあったのだろうか。あとは、喫茶店やら
バーなんかが結構あるんだけど、気づいたのはオープンカフェちっくな感じで、開放感が
ある店が非常に多い。探せば探すほどお気に入りの雰囲気の店が見つかると言う感じ。
　商店街興し(？)が途中経過にしろ、これを企てた中心メンバーは結構上手いと思った。
友人曰く「お洒落なお店が多い」らしい。別府の亀川商店街で「お洒落な店が多い」なんて
台詞はまず出てこないから、そこら辺の違いかなと。

　夕飯の名古屋名物　　味噌カツ

　俺には相変わらず味噌味はヘビーでした。なんであんなものを上手い上手いとガツガツ
食えるか、未だに謎です。

　2日目は王道を行って名古屋城観光。　・・・コメントなし。シャチホコ万歳。

　昼食の名古屋名物　　味噌煮込みうどん　　　また味噌・・・

何でか知らないが、どこの店も麺が固い。基本的に味噌味が好きではない俺は
相変わらずコメントなし。まあ、味噌カツよりはヘビーじゃないし、嫌いでもないけどさ～。

夕方は友人のショッピング。値札をめくるたびに二人で　「うひょ～」
店員に値段を聞くたびに二人で　「あひゃ～」
結局何も買わずに夕飯へ。

　夕飯　　　　　　　　　韓国風居酒屋“唐辛子”

この店だけは何が何でも連れて行きます。激ウマです。高校時代にバイトをしていた
友人家族が経営している韓国料理店。現在上り調子。店舗数増えてます。店長曰く、
「おととい、急に三年後までのビジョンがはっきり見えた！先を見るって意味がようやく
しっくりいく形で感じられちゃった」と浮かれていて、かなり楽しそう。中高の一個上の先輩。
負けてられません。経営者であるママを友人に紹介したけれど、相変わらず
中小企業(の部類に入るのかな？)の社長ってのは勢いがもの凄い。それでもって人間が
暖かいから魅力的。その分、自分の現状報告をするあの数分間は実はもの凄く緊張します。
笑顔で冷静に見られているかと思うと、・・・ぶるっ。
　二人して「元気もらった」と言って満足して店を出ました。

　その後、俺の母校、桜丘高等学校に向かい、久しぶりに夜の校舎内を歩きました。
最近改装して綺麗になったので、私立っぷりが自慢できて母校を紹介する俺としては嬉しい
わけでもないけど、とりあえず母校はいいもんだね。

　最終日、前日に食べる予定だったけど、営業時間外だったので食べれなかった

　名古屋名物　　ひつまぶし

うな丼みたいな感じなんだけど、３種類の味が味わえると言う優れもの。こちらは俺も
初体験。まず５～６回かき混ぜます。それを茶碗にとって、それが一膳目。・・・美味！
次に、ねぎなどの加薬を入れて、それが二膳目。・・・加薬を入れただけなのに、味が全く
変化して、これまた美味！最後に残りを茶碗に移して、だし汁をかけてお茶漬けにして
フィニッシュ。・・・やっぱり美味！　　・・・俺、食のレポーターには向かないですね。

　とりあえず、どれくらい美味いかと言うと、写真の行列を見てもらえば分かると思う。
１１時３０分くらいに店に行ってその状態だった。店から出たらもっと激しいことに・・・。
久しぶりに行列の出来る料理店を見ました。

　そんなわけで、2泊3日が終了。全く準備せず、友人のガイドブックを頼りにしたにも
関わらず「来て良かった～」と言ってもらえました。ありがたい。俺も楽しかったっす。
ただ、何が一番楽しかったって、移動中の会話ね！これマジ重要。仮に観光内容が
微妙でも、相手と過ごした時間が楽しければ、本当に充実する。

　ふとした出会いを大切に。そこで出来たつながりを太いパイプに。

友人は（のみらなず）、いつまでも大切にしなければいけないと実感させられ、いろいろ
刺激を受け、明日からまた頑張らねばと思えた充実の２泊3日でした。

　一生懸命を楽しもう


２泊３日の時間の有効具合 ： かなり充実
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぎり